SBIホールディングス代表取締役社長の北尾吉孝氏は、文章を書く際にはTPO(時と場所と場合)を踏まえることが重要だと指摘する。手紙、レポート、単行本、ブログなど、文章にはさまざまな種類があり、それぞれ目的や読者が異なるため、ふさわしい筆致やトーンも変わってくる。
読者に応じた書き方の重要性
誰に何を伝えたいかによって文章の書き方は変化する。例えば書物の場合、読者は自分を直接知らない不特定多数であり、理解度や読み方もさまざまだ。そのため、最初に最大公約数を想定し、その人たちに向けて自分の思想や哲学、経済や経営に関する考え方が正確に伝わるような書き方を心がけているという。
翻訳されても意志は届く
北尾氏の著書は海外でも出版されているが、中国語や韓国語、英語に翻訳された時点で厳密には自身の文章ではなくなる。しかし、翻訳によって筆致が変わっても、元の文章に強い訴えたい意志が宿っていれば、その部分は必ず読者に届くと述べている。



