マクドナルドは7月2日から、位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」とのコラボキャンペーンを実施していた。専用のセットメニューを注文するとフィギュアがもらえるほか、ためたポイントでもフィギュアと交換できる仕組みだ。グッズはオンラインショップでも販売している。
こうしたポイント交換制やオンラインショップでの販売は、いわゆる「転売ヤー」対策に有効だと一定の評価を得ている。一方で、セットメニューのコラボでは転売ヤーの標的ですぐに売り切れる事態が発生し、SNSで話題となった。今回のコラボキャンペーンでは一部、転売ヤー対策が不十分な施策もあったようだ。
ドラクエウォークとコラボしたマクドナルド
「1人1食限定」でも、対策としては不十分だった。7月2日に開始したキャンペーンの目玉は、ハッピーセット+ミニサラダのセット「ドラクエウォークセット」だ。注文すると、全4種のうちランダムで1種のフィギュアを獲得できる。第1弾の終了予定日は7月15日だったが、多くの店舗で完売したことから7月8日に早期終了した。
同セットはデリバリー・テイクアウトを対象外とし、店内飲食かつ1人1食に限定していたものの、一部店舗では複数人で訪れる転売ヤーも見られ、売り切れたようだ。また、開始時間の午前10時に合わせ30分前に入店し、何も注文せずに待ち続ける客もいたという。
2025年にマクドナルドが実施したポケモンカード付きのハッピーセットコラボでは、テイクアウトで複数個を注文する転売ヤーが標的とし、食品が店の内外に放置された。今回はそうした事態を防いではいた。しかし、需要分を供給できず、メルカリでの出品も相次いだことから、不十分だったと言わざるを得ない。
第2弾も早期終了
7月16日に始まった第2弾では、第1弾と異なる4種のフィギュアを提供した。7月29日まで実施する予定だったが、第1弾の状況を踏まえ、7月22日に終了している。
ポイント交換制で「価格上限」も設定。しかし、転売ヤー対策の徹底が求められる結果となった。



