同じ売上高経常利益率でも、企業の収益力は同じとは限らない。売上高10億円、経常利益5000万円で利益率5%のA社とB社を例に、損益構造の違いを見てみよう。
固定費型と変動費型の違い
A社は変動費が少なく固定費が多い固定費型、B社は変動費が多く固定費が少ない変動費型である。この差は、売上高が増減した際の利幅のブレに現れる。
A社の場合、売上高が10%増えると経常利益は9000万円(増益率80%)となるが、10%減ると1000万円(マイナス80%)に落ち込む。ハイリスク・ハイリターン型の財務体質といえる。
マクドナルドとモスバーガーの例
この概念をマクドナルドとモスバーガーに当てはめると、両社の経営方針の違いが浮き彫りになる。マクドナルドは固定費型、モスバーガーは変動費型の傾向が強いとされる。



