楽天グループは8月10日、2026年度(1~12月)第2四半期決算を発表した。楽天モバイルを含む「モバイル」セグメントなどの収益力向上により、連結決算では営業損益が黒字化し、親会社株主に帰属する当期純利益も6年ぶりに黒字化した。
連結決算で6年ぶりの黒字
連結売上収益は、楽天グループの第2四半期として最高となる6655億円となった。連結決算としては6年ぶりに、営業損益が黒字を確保できた。今後は年度を通して黒字を達成できるかどうかが焦点となる。
親会社株主に帰属する当期純利益も6年ぶりの黒字となった。Non-GAAP(会計基準によらない独自基準)による連結営業利益は420億円となった。
モバイルセグメントの赤字も縮小
モバイルセグメントの2026年度第2四半期決算は、売上高が1214億円(前年同期比8.3%増)、Non-GAAPによる営業損益は331億円の赤字(前年同期比41億円改善)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)が68億円(前年同期比28.4%減)、PMCF(プロモーションキャッシュフロー:顧客獲得に関する費用を差し引く前のキャッシュフロー)が280億円(前年同期比11.8%増)となった。
EBITDAの減少は、Rakuten Symphonyにおける対策コストの計上や、「楽天でんき」における中長期的な影響を受けた原価増を受けた結果だという。
回線数と解約率の動向
MNO・MVMO・MVNEを合算した楽天モバイルの回線数は1075万回線(前年同期比178万回線増)、調整後のMNO解約率は改善が続いており、ARPUは2921円(前年同期比60円増)となっている。Rakuten Symphonyも顧客・パートナーの社数を着実に増やしている。



