パナソニックホールディングス(HD)は16日、京都府京田辺市で昨秋に稼働を始めたグループ最大の物流施設を報道陣に公開した。関西の9か所の拠点を集約し、賃料や車両台数の削減で年10億円以上のコスト減を見込む。
施設の概要と集約効果
施設は新名神高速道路などの城陽ジャンクションに近く、倉庫面積は11万1688平方メートル。各地の工場で生産された照明や配線器具、エアコン、給湯器など約1万3000品番の商品を保管し、パナソニックショップなどに配送する。
新施設の稼働でトラックの台数が1割削減できるほか、配送状況を即時監視するシステムの導入で作業の効率化が見込めるという。
今後の展開
物流を担当するパナソニックオペレーショナルエクセレンスの安藤健太郎執行役員は「コロナ禍以降、蛇口をひねるように(簡単に)トラックが手配できなくなった。関西を皮切りに全国で統合物流ネットワークを築いていく」と述べ、今後は首都圏でも物流拠点の集約を進めていく考えを示した。



