NHKは9日、東京・渋谷のNHK放送センターに建設した新施設「情報棟」で、ニュースセンターとラジオセンターなどの本格的な運用を開始した。新しいニューススタジオを使った放送・配信も、同日朝からスタートしている。
建替計画の第I期として建設
情報棟は、現在の放送センターの老朽化を受けて進められている放送センター建替計画の第I期にあたる。2024年10月末に建物が完成し、その後、放送設備の整備など運用開始に向けた準備を進めてきた。
今後は9月にかけて、国際放送やニュース以外の一部番組についても、制作・放送・配信の本格運用を段階的に進めていく。
全国・海外への報道を担う新拠点
情報棟には、ニュース・情報番組をはじめ、国際放送の放送・配信を担う機能を整備。これまで放送センター内の別の場所にあった機能を順次移転していく。
また、多様なコンテンツを制作するためのスタジオも設けられ、全国や海外へ向けたNHKの報道・情報発信を担う新たな拠点となる。
情報棟から届ける番組として、『おはよう日本』『NHKニュース7』『ニュースウオッチ9』などのニュース番組に加え、『あさイチ』『クローズアップ現代』などを予定している。
防災・減災報道の拠点としての役割も
首都直下地震など想定し、免震構造・自家発電設備を整備。NHKでは、首都直下地震をはじめとする大規模災害が発生した際にも、放送・配信を途切れさせることなく継続し、情報を届けることを想定。そのため情報棟には、免震構造や自家発電設備などを備えている。



