非鉄大手の三菱マテリアルは、レアメタル(希少金属)の一種であるタングステンについて、欧州でリサイクル能力を強化する。同社は2030年度までに、日本、欧州、米州の3拠点で、タングステンのリサイクル率を100%にする目標を掲げており、その一環だ。
ドイツの工場で処理能力を増強
24年に子会社にしたドイツ・スタルク社のゴスラー工場で、タングステンのスクラップ処理能力を年5千トンから7千トンに引き上げる。5千万ユーロ(約92億円)を投じて新しい設備の建設を26年中に始め、28年中の完成を目指す。
タングステンは、ものづくりに必要な超硬工具をはじめ、さまざまな産業に使われる重要鉱物の一つ。スタルク社は世界最大級のタングステンのリサイクル能力を持つ。現在のリサイクル率は約8割だが、今回の投資で、ドイツの工場でリサイクル率は100%に高まる見込みだ。
日本国内では、三菱マテリア…この記事は有料記事です。残り103文字



