ロイヤリティマーケティング社長の勝文彦氏が、フラッグフットボールを通じて「全員で稼ぐ」チーム経営の重要性を語った。プレジデント誌2026年7月31日号のインタビューで明らかにされた。
フラッグフットボールが教えるチームワーク
東京都西東京市の東伏見は、早稲田大学運動部のグラウンドや合宿所が集まる「早稲田スポーツの聖地」だ。普段は早大生が鍛錬を積むが、日曜日の朝は異なる光景が広がる。「おはようございます。お願いします!」という元気な声とともに、園児から小学生までの子どもたちが人工芝のフットボール場に集まる。年齢別に分かれて準備運動やミニゲームを行い、コーチの指示で駆け出し、時には額を寄せ合って作戦を確認する。彼らが取り組むのはフラッグフットボールだ。
「ボールを持たない子も主役」という経営哲学
勝氏は、この競技から「ボールを持たない子もチームの主役になる」という教訓を得たという。フラッグフットボールでは、ボールを持たない選手の動きが重要で、全員が役割を果たすことで得点につながる。この考え方を経営に応用し、「大事なポイントは“全員”で稼ぐ」と強調する。ロイヤリティマーケティングでは、個々の能力だけでなく、チーム全体の連携を重視した経営戦略を推進している。
勝氏は1992年に三菱商事へ入社。2011年にロイヤリティマーケティング営業本部長、2022年に三菱商事関西支社食品・コンシューマー産業部長を経て、2025年より現職に就いた。その経歴から、大企業での経験を活かしたチーム経営の実践が期待される。
全員参加型の経営が生む成果
「全員で稼ぐ」という方針は、社員一人ひとりが主体的に行動し、互いにサポートし合う文化を醸成する。勝氏は、フラッグフットボールの精神を企業に取り入れることで、社員のモチベーション向上や生産性の向上につながると考えている。具体的な成果として、売上や顧客満足度の向上が期待されるが、詳細は今後の動向に注目したい。
この記事はプレジデント誌2026年7月31日号に掲載され、構成は渡辺一朗、撮影は宇佐美雅浩が担当した。勝氏の経営哲学は、ビジネスリーダーにとって新たな視点を提供するものだ。



