統計データ分析家の本川裕氏が、都道府県別の調査から浮かび上がる意外な県民性を紹介した。便秘比率で京都がトップ、快便では埼玉が日本一。絆創膏の呼び方など、地域差が顕著なデータを解説する。
便秘に悩む京都人、快便な埼玉県民
本川氏が分析したデータによると、便秘に苦しむ人の比率が最も高いのは京都府で、逆に最も快便なのは埼玉県だという。この結果は、生活習慣や食文化の違いを反映している可能性がある。京都の伝統的な食生活が便秘を招きやすい一方、埼玉では食物繊維の摂取が多いなどの要因が考えられる。
絆創膏の呼び方に表れる地域差
阿蘇製薬の調査に基づき、絆創膏の呼び方の分布を地図にしたところ、地域によって「カットバン」「バンドエイド」「ばんそうこう」の3つに大別された。関東・中部・北陸では「ばんそうこう」、関西と東京では「バンドエイド」、その他の地域では「カットバン」が優勢。さらに広島や和歌山では「サビオ」、大分・宮崎・熊本・沖縄では「リバテープ」が使われる。
方言周圏論で説明できる呼称分布
この分布は、中心部に新しい言葉が残り、周辺部ほど古い言葉が残るという方言周圏論で説明できる。柳田国男の「デデムシ」「マイマイ」「カタツムリ」「ツブリ」の例や、「アホ・バカ分布」と同様のパターンだ。ただし、商品の販売開始年次(1948年救急絆創膏、1959年バンドエイド、1961年カットバンなど)と分布が完全には一致しないため、テレビCMの影響なども考慮する必要がある。
美男美女自慢の県とそうでない県
本川氏は、美男美女自慢の県として福岡、秋田、沖縄、熊本を挙げ、最低は四国の県と指摘。色白美人から混血美人への価値観の変化も考察している。これらのデータは、地域ごとの自己認識や美的基準の違いを示している。
本川裕氏は「地域差がくっきり出た都道府県別の調査を3つ紹介する」と述べ、読者の関心を集めている。



