キッコーマン醤油の元社長、茂木啓三郎氏は、1962年から74年まで社長を務め、日本の伝統的な老舗しょうゆメーカーを近代的なグローバル企業へ飛躍させる礎を築いたことから「中興の祖」と呼ばれている。
海外市場と多角化の推進
茂木氏は、国内のしょうゆ市場の成熟を見据え、海外市場の開拓や国内事業の多角化の推進を方針として打ち出した。60年代には「デルモンテ」ブランド事業やワイン事業へ進出した。
米国工場建設の決断
73年には米国ウィスコンシン州に海外初となるしょうゆ工場を建設することを決断した。これは当時の資本金を上回る投資が必要な難事業だった。
長男の茂木友三郎取締役名誉会長と親子2代にわたり、キッコーマンをグローバル企業へ成長させた。



