液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は10日、6月末時点で債務超過を解消したと発表した。3月末時点では74億円の債務超過に陥っていたが、筆頭株主のいちごトラストが新株予約権を一部行使し、これまでに173億円を払い込んだ。
上場廃止リスクと今後の見通し
JDIは2027年3月末時点で債務超過を解消できなければ、東京証券取引所プライム市場の上場廃止となる可能性があり、引き続き財務状況の改善を進める。
明間純社長はオンラインの記者会見で「いったんは債務超過を解消したが、より安定的な財務基盤が必要だ。新株予約権の行使や資産譲渡などの財務施策を進める」と説明した。
四半期決算の状況
同時に発表した26年4~6月期連結決算は、純損益が34億円の赤字だった。赤字幅は前年同期の202億円から縮小した。



