マンション大異変、値引きしない戦略が勝つ 住友不動産シティタワー千住大橋
マンション大異変、値引きしない戦略が勝つ 住友不シティタワー

東京・足立区の「シティタワー千住大橋」は、完成から1年が経過してもなお、全462戸のうち一部の住戸を売り出していない。住友不動産が市況を慎重に見極め、値引きに頼らない販売戦略をとっているためだ。

常識を覆した販売手法

同物件は2025年5月に完成。総戸数462戸で、住戸の広さは55~75㎡が中心。販売価格は8900万~1億3200万円で、年収1500万~2000万円程度のパワーカップル層が主な購入層となっている。しかし、最上階(42階)を含め、まだ販売を開始していない住戸が少なくない。

住友不動産は、現物を見せて売るために共用部や住戸の造り込みに注力。エントランスは天井高8.5mで、隅田川の水辺を意識した植栽を配置。モデルルームの6階の住戸は、柱や壁のない「アウトフレーム設計」により、一面すべて窓の空間を実現している。

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次の柱は「分譲宅地」

この値引きしない戦略は、マンション市場全体の「優勝劣敗」を加速させている。完成物件は「財産」として扱われ、販売時期を調整することで価格を維持する手法が勝ちパターンとなりつつある。

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