全日空、運賃見直しに「改悪」批判殺到 SNS炎上で軌道修正へ
全日空、運賃見直しに「改悪」批判 SNS炎上で修正へ

全日本空輸が打ち出した運賃体系やクレジットカード特典の見直しを巡り、交流サイト(SNS)で「改悪」との批判が相次いでいる。顧客サービスの改善策が裏目に出た形で、同社は軌道修正を余儀なくされている。

新運賃体系の狙いと導入経緯

新たな運賃体系は国内線の収支改善が狙いで、5月19日搭乗分から導入された。「フレックス」「スタンダード」「シンプル」の3段階の区分を設けた。従来は出発日が近づけば運賃が高くなっていたが、直前でも空席が多ければ安く購入できるようになった。

SNSで広がる不満と懸念

ただシンプルの場合、座席指定が出発時刻の24時間前までできない仕組みで、SNSで「親子が隣同士で座れなくなる」といった不満の声が上がった。全日空は有料で座席指定できるようにすることを検討中だ。

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航空会社は当日キャンセルを見越して座席数より多く予約を受け付ける「オーバーブッキング(過剰予約)」を導入している。キャンセルが想定より少ないと協力金を支払って便を振り替えてもらうことになるが、シンプル予約の客が振り替えを強制されているとの疑念も広がった。

全日空の釈明と今後の対応

全日空の平沢寿一社長は「運賃の種類のみを理由に振り替えをお願いすることは絶対にない」と釈明した。同社は批判を受け、座席指定の有料化を含む対応策を検討している。

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