トランプ氏、カナダ50%関税の一部撤廃 中間選挙前に農業機械など
トランプ氏、カナダ50%関税の一部撤廃 中間選挙前に

トランプ米大統領は23日、カナダに課している50%関税の一部を撤廃する布告に署名した。農業用機械や合板、海藻などが対象で、30日から適用する。

中間選挙を意識した関税見直し

中間選挙を控え、関税に伴うカナダ製品の価格上昇が与党共和党の逆風となっており、影響を受ける激戦州東部メーン州などの候補を後押ししたい考えだ。

布告によれば、エアコンやシャンプーなどの品目については、新たに50%の追加関税の対象に加える。

関税をめぐる経緯

トランプ氏は8月下旬、貿易交渉が決裂したことを受け、200億ドル(約3兆1千億円)相当のカナダ産の食料品などに50%の追加関税を課した。9月には対象品目を拡大。これに対し、カナダ政府は最大50%の報復関税で対抗した。

中間選挙を前に、物価高が有権者の関心を集める中、関税政策の見直しが与党にとっての争点となっている。