2026年10月時点の調査で、1年もの定期預金の最高金利が1.87%に達しました。前月のランキングで最高だった1.70%を上回る商品が登場しています。
今回のランキングでは、SBJ銀行が1位、東京スター銀行が2位、SBI新生銀行が3位となりました。全国から申し込める定期預金を対象に、キャンペーン金利や預入条件も含めて比較し、注目の商品を紹介します。
金利ランキング上位の顔ぶれ
ネット銀行や地方銀行を中心に、定期預金金利の引き上げや、金利優遇キャンペーンが行われています。
1位はSBJ銀行で1.87%、2位は東京スター銀行で1.77%、3位はSBI新生銀行で1.70%となりました。前月の記事で紹介した最高金利は1.70%でしたが、今回はそれを上回る金利の商品が登場しています。
※2026年10月8日時点の情報をもとに、メガバンク、主要ネット銀行、地方銀行、信用金庫など筆者が調査した金融機関を対象に、1年もの定期預金金利の高さで比較。キャンペーン金利や預入条件(新規口座開設など)を含む。同金利は同順位とし、次の順位は同順位の金融機関数に応じて繰り下げています。金利や内容は変更される場合があります。
※記事中の金利はすべて年率・税引前。
注目の定期預金とキャンペーン
ランキングの中から、とくに注目の定期預金やキャンペーンをピックアップして、詳細を解説します。
SBJ銀行の「はじめての定期預金〈はじめくん〉」は、1年ものの金利が1.87%となり、今回のランキングで単独1位となりました。新規口座開設者に加え、既に同行と取引がある方も、条件を満たせば利用できます。
新規口座開設者は、口座開設月を含む当初3か月末まで預け入れが可能です。
既に同行と取引がある方は、預入期間6か月以上の円定期預金を直近3か月間保有していないことが条件です。この場合、「はじめくん」を開設した当日を含む7日間に限り、預け入れができます。
東京スター銀行の「インターネット限定 新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金」は、1年ものの金利が1.77%となり、2位となりました。前月の記事で紹介した金利は1.70%でした。
対象は、初めて同行と取引し、スターワン口座を新規に開設した国内居住の満18歳以上の個人です。申し込みはインターネット限定で、預入金額は50万円以上1円単位となっています。過去に同行と取引があった方は利用できません。
利用可能期間は、口座開設日から翌々月の末日までです。たとえば9月25日に口座開設した場合、11月30日まで申し込みができます。
新規参入の佐賀共栄銀行と大和ネクスト銀行
今回新たにランキングに加わったのが、佐賀共栄銀行です。「きょうぎんプレミアム定期預金『ひろげて』」では、1年ものの金利が1.65%となっており、預入金額は100万円以上1円単位です。同行に新たに預け入れる資金での申し込みに限られます。
キャンペーン期間は2027年1月29日までとなっています。ただし、募集総額の60億円に達した場合や、金利情勢の変化などにより、取り扱いが変更または終了する場合があります。
大和ネクスト銀行では、個人向け円定期預金の通常金利が、1年ものは1.60%、2年ものは1.70%、3年ものは1.80%となっています。
今回紹介する通常金利は、新規口座開設者や「ダイワ・コンサルティング」コースの利用者に限定したものではありません。同行に円普通預金口座を持つ個人が利用でき、最低預入金額は10万円です。
安藤真一郎(あんどうしんいちろう)氏は、マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。