20日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は前週末比307.16ドル安の5万1839.26ドルで取引を終えた。3営業日連続の値下がりとなり、週明けの市場は売り優勢の展開となった。
中東情勢悪化が原油高を招き、金融・消費株に逆風
下落の背景には、中東情勢の悪化に伴う原油先物価格の上昇がある。地政学的リスクの高まりがエネルギーコスト押し上げへの懸念を強め、金融や消費関連など景気敏感銘柄に売りが広がった。
ニューヨーク証券取引所では、取引開始直後から売り注文が先行。ダウ平均は一時350ドル超下落する場面もあったが、その後やや持ち直したものの、終日軟調な値動きが続いた。
ナスダックも下落、ハイテク株は底堅い
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は12.17ポイント安の2万5508.07だった。ハイテク株は総じて底堅く推移したものの、市場全体の流れに押され小幅安となった。
市場関係者は「中東情勢の行方次第では、さらに変動が大きくなる可能性がある」と警戒感を示している。今後の原油価格の動向や、追加の地政学的リスクが株式相場に与える影響が注視される。



