内閣府が10日発表した2025年1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比年率▲1.8%となり、速報値(▲1.2%)から下方修正された。3四半期ぶりのマイナス成長で、自動車の認証不正問題による生産停止が響いた。
設備投資と個人消費は底堅く推移
民間設備投資は前期比年率+0.8%と、速報値の▲0.0%から上方修正された。また、個人消費は同▲0.5%と速報値(▲0.6%)からわずかに改善。政府支出や輸出も下振れしたが、企業の投資意欲や消費の底堅さが確認されたとの見方がある。
実質国内総所得も減少
名目GDPは前期比年率+0.6%とプラスを維持したものの、実質国内総所得(GDI)は同▲2.3%と悪化。交易条件の悪化が所得面に影響した。内閣府は「一時的な要因が大きく、基調としては緩やかな回復が続いている」と分析している。



