日米両政府が円買いの為替介入を実施していたことが、日本政府関係者への取材で分かった。日米の協調介入は、東日本大震災後の円高に先進7カ国(G7)が対応した2011年以来、15年ぶりとなる。歴史的な円安の是正に向け、日米の思惑が一致して異例の措置に踏み切ったとみられる。
円相場は一時1ドル=164円に
円相場は7月下旬、一時1ドル=164円に迫り、約39年8カ月ぶりの円安水準まで下落していた。協調介入は7月31日(米東部時間)の外国為替市場で実施され、円相場は急騰して一時1ドル=157円台前半を付けた。
極めて異例な対応
協調介入はこれまで震災や経済危機など非常事態のみに限られていた。今回の介入は極めて異例で、投機的な円売りの動きを阻止するために強い意図を示す狙いがあるとみられる。片山さつき財務相は3日にも、過度な円安に対する一連の対応を説明する可能性がある。



