日本銀行は31日昼まで、2日間の日程で金融政策決定会合を開き、政策金利を現状の1.0%程度に据え置くと公表する方向だ。前回6月会合で0.25%幅の追加利上げを決めたばかりで、利上げが経済と物価に与える影響を見極めたい考えとみられる。日銀は3カ月ごとに見直す「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)も示す。
物価と景気の現状
物価の代表的な指標である消費者物価指数(生鮮食品除く)は6月、前年同月から1.6%の伸び率だった。日銀が「物価安定の目標」に掲げる2%を5カ月連続で下回っている。ただ、日銀は油断はできないと考えており、企業間取引価格を示す指標なども注視している。
今後の焦点
今回の決定を受け、市場では今後の利上げペースや物価見通しが注目される。植田総裁の会見での発言や展望リポートの内容が、追加利上げの時期や経済見通しの手がかりとなる。



