ツインバードとバルミューダ、なぜ伸び悩む? 高くても売れる家電の難しさ
ツインバードとバルミューダ、なぜ伸び悩む? 高くても売れる家電の難しさ

コロナ禍で特需を追い風に成長への期待を集めたツインバード(新潟県燕市)とバルミューダ(東京都武蔵野市)。その後は業績が低迷し、株価も当時の高値を大きく下回っています。家で過ごす時間を豊かにする家電への追い風は、なぜ持続的な成長につながらなかったのでしょうか。

特需の内訳は異なる

バルミューダの2021年12月期売上高は、前年比46.0%増の183億7900万円でした。ツインバードも2022年2月期まで3期連続の増収増益を達成。ただし、特需の中身は異なり、ツインバードには自宅で過ごす時間の増加による家電需要に加えて、ワクチン運搬用冷蔵庫の需要があり、バルミューダの増収には新規参入したスマホの売り上げも含まれます。

(出所)FactSetデータより マネックス・アセットマネジメント作成(2018年1月末〜2026年8月末)。ツインバード株価(月次)は2018年1月末を100として指数化。バルミューダ株価(月次)は2020年12月末を100として指数化

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ただ、コロナ禍の特需が一服すると、両社の業績は伸び悩み、成長への期待も後退しました。こうした変化が、株価の重荷になったと考えられます。

両社の共通点と課題

ともに上場家電メーカーでは小規模です。両社のつまずきは需要の反動や円安に加えて、事業や商品の広げ方と、限られた経営資源のバランスが崩れたことから考える必要があります。

手頃な価格の商品を幅広く提供してきたツインバードと、デザイン家電としてブランドを築いていたバルミューダ。出発点は異なりますが、独自の価値を売る戦略を持続的な利益に結び付ける難しさに直面した点は共通しています。

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