『クレヨンしんちゃん』異例の夫婦会話劇、蓮見翔が脚本初執筆 しんのすけほぼ登場なし
『クレヨンしんちゃん』異例の夫婦会話劇、蓮見翔が脚本初執筆

テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)で、主人公・しんのすけがほぼ登場しない異例のエピソード「ある午後の野原夫婦だゾ」が19日に放送される。脚本は、ダウ90000の蓮見翔が初めて執筆した。

今回の回は、漫画リスペクトバラエティー『バズマンTV』とのスペシャルコラボ企画として実現。構想から1年を経て放送に至った。蓮見は今年、“演劇界の芥川賞”とも呼ばれる「岸田國士戯曲賞」を受賞した劇作家でもある。

夫婦2人きりの“会話劇”をワンカットで描く

エピソードは、しんのすけが外に遊びに行き、ひまわりがお昼寝をしているある日の午後が舞台。みさえとひろしの2人が家でくつろぎながら、晩御飯の献立やクレヨンの匂い、ひろしの靴下に隠された秘密など、他愛もない会話を繰り広げる。

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アニメサイドからの提案で、野原家の居間での夫婦のやりとりを驚きのワンカットアニメーションで描き切るという挑戦的な演出となっている。蓮見は「普段の自分の作風でもあるワンシチュエーションで、リビングでのひろしとみさえの日常会話だけを描くことにこだわりました」とコメント。「事件も起きず、しんちゃんもほとんど出てこない、アニメなのに絵があまり動かないという挑戦的な内容ですが、単純に僕自身がこの2人の会話を見てみたかった」と明かした。

声優陣も驚き「これ大丈夫かな!?」

アフレコに挑んだひろし役の森川智之は「30年以上続いてきた歴史の中で、しんちゃんチームはまだまだアイデアが豊富で、新しいことができるコンテンツなんだなと改めて驚きました」とコメント。みさえ役のならはしみきも「まさか夫婦2人きりの長ゼリフ会話劇だとは思いませんでした(笑)。昔の深夜番組のような実験的で面白い試みだなとワクワクしました!」と語った。

ならはしは「最初は芸人さんとのコラボと聞いていたので、劇中のテレビで芸人さんが漫才をしていて、それを二人で見ながら話すのかなと勝手に想像していました。台本をいただいて二人きりの長ゼリフ会話劇だと知ったときは、『しんちゃんでこれ大丈夫かな!?』と思いつつ(笑)」と当時の心境を振り返った。

18日深夜にはコラボの裏側も放送

18日深夜0時45分から放送の『バズマンTV』では、蓮見自身がアニメスタジオに潜入取材した様子のほか、コラボが形になっていくまでの裏側が届けられる。

蓮見は「毎週楽しみに見ている子どもたちや大人のファンの方々に失礼のないよう精一杯書きましたので、皆さんの記憶に残る一本になれば」とコメントしている。

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