新築マンション市場で価格の高騰が止まらず、立地や顧客、デベロッパーの間で優勝劣敗が進んでいる。東京・中央区豊海町で今秋竣工する「ザ 豊海タワー マリン&スカイ」は、三井不動産レジデンシャルを筆頭に大手5社と清水建設が手がける再開発事業で、地上53階建て、2棟で2000戸超の巨大コミュニティーを誇る。
価格の2つの壁
豊海タワーの販売は2024年夏に開始。平均坪単価は600万円台で、3LDKは軒並み「億ション」となった。一方、同じ三井不動産レジデンシャルが開発した「パークタワー勝どき」は2020年11月の初回販売時、平均坪単価は400万円前半で、1億円を切る住戸も多かった。パークタワー勝どきは駅直結だが、豊海タワーは徒歩10分で直結ではないにもかかわらず、価格は大幅に上昇した。
二極化の進行
マンション市場のあちこちで二極化が進んでおり、価格高騰が立地や顧客の選別を加速させている。デベロッパーの間でも優勝劣敗が顕著になり、今後の市場動向が注目される。



