米労働省が7日発表した1月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比14万3000人増加した。市場予想(17万人程度)を下回ったが、12月の増加幅が30万7000人から30万7000人に上方修正された影響もあり、総じて堅調な結果となった。
失業率と賃金動向
失業率は4.0%と、前月の4.1%から改善し、市場予想(4.1%)を下回った。労働参加率は62.6%と前月から横ばいだった。
平均時給は前年同月比4.1%上昇し、伸び率は前月の4.1%から横ばい。前月比では0.3%上昇した。
市場の反応と今後の見通し
雇用統計発表後、米長期金利は一時上昇したが、その後は落ち着いた動きとなった。市場では、FRB(連邦準備制度理事会)が利下げを急がないとの見方が広がっている。
今回の統計で、12月の雇用者数が上方修正されたことや、失業率が低下したことから、労働市場の底堅さが確認された。一方で、賃金上昇率が鈍化傾向にあることから、インフレ圧力の緩和を示唆する内容となった。



