中部電力の林欣吾社長は29日に開いた定例会見で、浜岡原発(静岡県)で想定する最大の地震の揺れ「基準地震動」のデータを不正に操作していた問題をめぐり、原子力規制委員会の調査が始まった2025年5月以降もデータを操作していたことについて「断じて許されるものではなく、極めて深刻な事態。心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
不正の経緯と規制委の批判
中部電力は浜岡原発3、4号機の再稼働に向けた審査で、基準地震動を不適切な方法で評価していた。規制委は25年5月に情報提供を受けて調査を開始し、中部電力は今年1月に開いた緊急会見で公表した。
規制委が7月1日にまとめた中間報告では、調査開始後もデータが操作されていたとして、山中伸介委員長が「不正隠しだと推測している」と厳しく非難していた。



