日本銀行は30、31日、金融政策決定会合を開く。内部では、6月の利上げが経済や物価情勢に与える影響を慎重に見極める必要性を指摘する意見があり、政策金利である短期金利の誘導目標を1.0%程度に据え置くことを決める公算が大きい。
日銀は6月の前回の決定会合で、中東情勢の悪化による原油価格上昇の影響で、政策判断で重視する一時的な変動要因を除いた「基調的な物価上昇率」が想定より上振れする可能性が高いと判断。政策金利を0.75%程度から1.0%程度に引き上げることを決めた。
緩和的金融環境と利上げ路線
金融環境は「依然として緩和的」(幹部)との見方から、日銀は利上げ路線を継続する方針だ。ただ、幹部の間では、「企業の資金調達の状況など、利上げの影響を確認する必要がある」といった声が多い。
今回の決定会合後、日銀は四半期に1度まとめる「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」も公表する。



