日本銀行は10日、7月30、31日に開催した金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。物価上昇圧力が今後強まることを警戒する複数の声が紹介され、利上げの「ペースアップ」を求める意見が示されていたことも明らかになった。
据え置きも警戒感強まる
金融政策決定会合は、日銀の正副総裁3人と審議委員6人の計9人の多数決で政策を決定する。6月会合で利上げを決めたばかりだったことから、7月会合ではその影響を見極めるべきだとして、8対1の賛成多数で政策金利の据え置きを決めていた。
ただ、主な意見によると、「物価の基調の上ぶれリスクに十分注意すべき局面になっている」「夏場以降、インフレ圧力が顕在化し得る状況」などと、今後の物価上昇圧力への懸念が言及された。
利上げペース加速の声
さらに、利上げのペースが市場の想定を上回る可能性に言及する意見もあった。これらの意見は、今後の金融政策運営を巡る議論の一端を示すものだ。



