2024年の日本酒輸出総額は434.7億円で、前年比105.8%となった。2014年の輸出総額115.1億円から、この10年で約4倍に近い成長を見せている。メイド・イン・ジャパンの存在感が薄れる中、日本酒は輸出産業として急成長している。
2年間の踊り場を経て再加速へ
国内の日本酒市場は縮小を続けているが、輸出は好調だ。輸入国1位の中国経済が冷え込んだ影響で、ここ2年は踊り場にあった。それでも10年というスパンで見れば、輸出額は大きく伸びてきた。
2024年12月には、日本酒を含めた「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録された。世界的なSAKEブームは、さらに勢いを増しそうだ。
日本酒の質の高まりが輸出を後押し
ビジネス・ブレークスルー大学学長の大前研一氏は、酒好きとしてこの10年の日本酒のレベルの上昇を実感しているという。近年の輸出増もうなずけるところが大きいとしている。
世界で人気が高まるSAKE。国内市場の縮小を補う輸出戦略として、今後どのように売り伸ばしていくのか。記事では「燗酒+徳利」以外のセットで日本酒の魅力を伝える必要性を提言している。



