パナソニックは、エアコンの室外機に関する調査を実施した。その結果、エアコンの消費電力の約8~9割を室外機が占めることを知っていた人は5%にとどまり、室外機の節電対策を実施している人も28%だった。電気代への関心が高まる一方で、エアコンの省エネを左右する室外機への理解や対策は十分に広がっていないことが分かった。
室外機の消費電力の認識
「エアコンの消費電力が大きいのはどちらか」を聞いたところ、「室外機」と回答した人は51%だった。一方、「室内機」は17%、「どちらも同じくらい」は13%、「分からない」は19%となり、室外機の消費電力における役割について、十分な認知が広がっていないことがうかがえる結果となった。
また、「室外機がエアコンの消費電力に占める割合」を尋ねると、「80%以上」と回答した人は5%にとどまった。
節電対策の実態
室外機の節電対策については、「積極的にしている」(10%)と「ややしている」(18%)を合わせても28%だった。一方、「あまりしていない」(28%)、「していない」(44%)と、72%が十分な対策を行っていなかった。
節電対策を実施している人に具体的な内容を聞くと、「室外機カバーを取り付ける」(52%)が最も多く、「室外機の周りに物を置かない」(50%)、「よしずなどで室外機を日陰に置く」(42%)が続いた。
対策しない理由
一方、節電対策を行わない理由では、「やり方が分からない」が66%で最多となり、「面倒だから」(21%)、「必要性を感じないから」(13%)などを大きく上回った。
パナソニックでは、室内機だけでなく室外機の適切な管理が節電や故障防止につながるとしている。具体的には、室外機周辺の通風を確保し、直射日光を避けられる環境を整えることが重要だという。
一方で、市販カバーの装着や汚れタオルによる冷却など、一般的に広がっている対策の中には、放熱や排水を妨げる可能性があるものもあり、正しい知識の普及が課題となっている。



