市川新之助、初出演映画でベネチアへ 父・團十郎と「ほんとに恥ずかしかったね」
市川新之助、初出演映画でベネチアへ 父・團十郎と「ほんとに恥ずかしかったね」

歌舞伎俳優の市川新之助が、初出演映画『襲名』(9月25日公開)を携え、イタリアで開催中の「第83回ベネチア国際映画祭」に参加。父・市川團十郎とともに、自身の姿をスクリーンで見た心境を明かした。

映画『襲名』がベネチアで公式上映

本作は、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露公演と、その舞台裏を三池崇史監督が記録したドキュメンタリー。現地時間4日にアウト・オブ・コンペティション部門で公式上映され、團十郎、新之助、三池監督が観客とともに作品を鑑賞した。

スクリーンで見る過去の自分への反省

上映後のQ&Aで新之助は、「舞台に立ってお芝居を見られることに対してはあまり緊張しないんですけど、映画の中の昔の自分には反省点もたくさんありますし、それを自分自身で見ながら、さらに多くの方々にも見られるというのは、すごく不思議な経験でした」と、過去の自分を大きなスクリーンで見る気恥ずかしさを告白した。

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上映後のインタビューでは、上映中に團十郎と顔を見合わせていたことも明かし、「父と“本当に恥ずかしかったね”と言い合いながら、お互いに汗がドバドバでした」と笑った。

團十郎も「作品としてすごいものができたという感覚はあるんですけれど、いかんせん自分のことなので、恥ずかしさがこみ上げて汗が止まらなかった」と同じ思いを口にした。

初のヨーロッパでベネチアを満喫

一方、新之助は、初出演映画がベネチア国際映画祭で上映されたことについて、「このベネチアの地に来ることができて、皆さまに囲まれながら映画を観られたことが、本当にうれしかった」と感激。約5分間に及んだ上映後の拍手にも、「みんな笑顔にあふれていて、本当にうれしいなと思いました」と喜びを語った。

ヨーロッパを訪れること自体が初めての新之助は、「ベネチアは本当にすごくきれいで、もう一生見られないんじゃないかというくらい不思議な街でした」と率直な感想。「移動手段も船で、船の上から街を見ることも初めての経験でした。初めてのヨーロッパがここで本当によかった」と話すと、團十郎は「良いこと言うなぁ」と感心していた。

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