JAつがる弘前など、自動運転トラックと鉄道でリンゴ輸送の実証開始
JAつがる弘前など、自動運転と鉄道でリンゴ輸送実証

JAつがる弘前(弘前市)などは13日、自動運転トラックと貨物鉄道を組み合わせて県産リンゴを運ぶ「モーダルコンビネーション」の実証を始めた。ドライバー不足や災害に備え輸送の多様化や省力化を図るためで、実用に向け検討を進める。

国内初の自動運転トラックによる青果物輸送

自動運転システムの開発を手がける新興企業T2(東京)によると、自動運転トラックによる青果物の輸送は国内で初めて。弘前市内の選果場から大阪市内の市場までの約1200キロの区間で、専用コンテナに入った約5トンのリンゴ「夢ひかり」を運び、品質への影響を検証する。

輸送ルートと自動運転の仕組み

実証では、東青森駅(青森市)から隅田川駅(東京)までを貨物列車、隅田川駅から百済貨物ターミナル駅(大阪市)までをトラックが担う。トラックは高速道路を走行し、運転手が必要に応じて手動操作する「レベル2」の自動運転となる。大阪には15日午後に到着する予定という。

早期実用化への期待

JAつがる弘前の天内正博組合長(71)は「新鮮なリンゴを県外に輸送できる体制を強化すれば利益につながる」といい、早期の実用化に期待を寄せた。