星野リゾートが展開する「リゾナーレ熱海」(静岡県熱海市)は12月4日から、地元農家から橙(だいだい)について楽しく学ぶ旅育プログラム「柑橘の学校」を開催する。
同施設が位置する静岡県は、恵まれた地形や気候を背景に、全国屈指の柑橘栽培が盛んな地域。なかでも熱海市は、古くからお正月のしめ飾り用に重宝されてきた橙の名産地として知られている。しかし、普段子どもたちが口にする機会が少なく、橙の歴史や農家の仕事について知る機会は多くない。そこで同施設では、冬に旬を迎える熱海の特産品「橙」をテーマに、地域に根差した生産者のこだわりや、五感を通した学びを届けたいという想いから、同プログラムを企画した。
開催概要と料金
開催期間は2026年12月4日~2027年2月26日の毎週月曜日・金曜日。料金は1組2名12,000円(1名追加+6,000円)で、レクチャー、収穫・選別体験、レンタル衣装、ワークシート、パティシエ体験(スカッシュ、パンケーキ)が含まれる。定員は8名。公式サイトにて3日前17:00まで予約を受け付ける。
クイズ形式で学ぶ柑橘の特徴
プログラムの最初は、橙農園でホテルスタッフとクイズ形式で柑橘の生態を楽しく学ぶ。目の前に並ぶのは、大小さまざまな形や、鮮やかな黄色・緑色をした本物の柑橘類。実際に手に取り観察しながら、静岡県内で栽培されている多様な品種への理解を深める。さらに、プログラム専用の衣装を身に着ければ、気分はすっかり見習い農家。これから始まる農業体験へ向けて、より一層気分を高める。
橙農家と一緒に収穫・出荷を体験
柑橘について学んだ後は、農家から美味しい橙の見分け方を教わり、収穫に挑戦する。本物の果実に触れながら、橙ならではの特徴をじっくり観察できる。その後は実際の道具を使い、出荷に欠かせない選別作業を体験。普段は見られない裏側を本格的に肌で感じて学べるプログラム。
手作りスイーツで味わう橙の魅力
ホテルに戻り、自分で収穫した橙を使ったオリジナルスカッシュとパンケーキを作るパティシエ体験に挑戦する。フレッシュな果汁を贅沢に絞ったドリンクは、爽やかな香りとほのかな苦味が特徴。また、生地に果汁を練り込んだパンケーキには、旨みが凝縮された濃厚なマーマレードをトッピング。加工や素材の組み合わせ次第でさらに美味しくなる、橙のさまざまな魅力を堪能できる。
学んだ内容をワークシートにまとめて持ち帰る
プログラムの最後には、専用のワークシートに、柑橘のさまざまな特徴や農園で得た新たな発見、手作りスイーツを通して感じた橙の魅力など、体験を通して学んだことを項目に沿ってまとめていく。完成したワークシートは家に持ち帰ることができ、日常の中で柑橘を食べた際にも学んだことを思い出すきっかけになる。