ノーベル賞・リスト氏ら北大で講演、触媒が暮らし豊かに
ノーベル賞・リスト氏ら北大で講演、触媒が暮らし豊かに

北海道大学創基150周年記念講演会「光は、北から 北から、世界へ」が6日、札幌市北区の北大構内で開かれ、約250人が来場した。主催は北大創基150周年記念事業企画運営委員会で、化学反応創成研究拠点と読売新聞北海道支社が共催した。

リスト氏、触媒の可能性を強調

2021年ノーベル化学賞受賞者で、北大ユニバーシティプロフェッサーのベンジャミン・リスト氏は、自身の受賞につながった化学反応を促す「触媒」が医療や食品など人々の暮らしを豊かにしていると説明。二酸化炭素を炭素と酸素に効率的に分解する技術が確立すれば気候変動対策に貢献できるとし、「不可能だと証明されない限り、挑戦すべきだ」と訴えた。

石井氏、未来創出の大切さ説く

北大出身で米マサチューセッツ工科大の石井裕・メディアラボ副所長は、会場を訪れた学生らに問いを投げかけながら話を展開。「未来は予測するものではなく、自ら問題意識を持ち、独創性のあるビジョンを仲間と共有しながら作り出していくものだ」と説いた。

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