スウェーデンの王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル化学賞を東京理科大名誉教授の硤合(そあい)憲三(けんそう)氏とパリ南大のアンリ・カガン氏の2人に贈ると発表した。「硤合反応」と呼ばれる不斉自己触媒反応を発見したことが評価された。
受賞の知らせは買い物中に
スウェーデン王立科学アカデミーで開かれた選考委員会の会見では、硤合憲三さんと電話がつながった。授賞決定の知らせをどこで受けたのか、記者に問われた硤合さんは「近くで買い物中でした」と小さく笑った。
「人生で最もうれしい日の一つ」
硤合さんは「今日は人生のなかで最もうれしい日の一つになりました。この分野にはたくさんの研究者がいます。ノーベル賞という形で認められたことがとてもうれしいです」と喜びを語った。