考古学などの優れた研究者に贈る第38回浜田青陵賞(大阪府岸和田市、朝日新聞社主催)の授賞式と記念シンポジウム「仏教寺院はどのように伝来したか」が27日、岸和田製鋼マドカホール(市立文化会館)で開かれた。
中国の仏教寺院や都城、陵墓の研究が評価
中国の仏教寺院や都城、陵墓の研究などで受賞が決まった向井佑介・京都大准教授が「仏塔はなぜ変化したか」と題して記念講演をした。
パネル討論には向井さんのほか、岩井俊平・龍谷大教授、諫早直人・京都府立大准教授、石田由紀子・京都国立博物館考古室長も参加した。インド由来の仏塔が形を変えてガンダーラ地方や中国、日本へ伝わった経緯や、世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産の一つ、本薬師寺跡(奈良の薬師寺の前身)に二つの塔が建てられた背景に迫り、意見を交わした。
浜田青陵の名言記した缶バッジも配布
今回は初めて、賞の由来となった考古学者、浜田青陵(本名・浜田耕作)の名言を記した缶バッジが作られ、会場に訪れた参加者に無料で配られた。