米航空宇宙局(NASA)は24日、2027年春にも国際宇宙ステーション(ISS)に向かい、長期滞在するメンバーの1人に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の諏訪理(まこと)飛行士(49)を選んだと発表した。諏訪さんは米宇宙企業スペースXの宇宙船に乗り、初めて宇宙に飛び立つ。ISS長期滞在は日本人として8人目となる。
4人体制でのミッション
諏訪さんはミッションスペシャリストという役割で、NASAの飛行士2人とロシアの宇宙機関ロスコスモスの飛行士1人とともに、計4人で飛び立つ。ISS滞在は半年程度の見込みで、将来の月や火星への探査に向けた準備作業を支援するほか、日本実験棟「きぼう」での科学実験などに取り組む。
経歴と訓練
諏訪さんは、米プリンストン大学大学院地球科学研究科を修了後、青年海外協力隊員や世界銀行職員を経て、23年にJAXAの宇宙飛行士候補に選出された。国内外で基礎訓練を受けた後、24年10月に正式に認定された。