YOSHIKI、金子堅太郎賞特別賞を受賞 日美国歌ピアノ演奏も披露
YOSHIKI、金子堅太郎賞特別賞受賞 日美国歌演奏も

X JAPANのYOSHIKIが5日、都内で行われた第6回金子堅太郎賞授賞式に登壇し、特別賞を受賞した。日米関係に多大な貢献をした人物に贈られる同賞で、YOSHIKIは92年の渡米以来約34年にわたり米国を拠点に日米間の音楽交流を牽引してきたことに加え、世界規模の慈善活動が高く評価された。

日米を結ぶ音楽活動と慈善活動

YOSHIKIは、99年の「天皇陛下御即位十年」を祝う国民祭典での奉祝曲「Anniversary」の演奏をはじめ、23年9月にはハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターで日本人アーティストとして初めて手形・足形を刻む快挙を達成。今年7月にはロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールで『YOSHIKI CLASSICAL 2026 IN LOS ANGELES』を開催し、音楽を通じて日米を結ぶ存在感を示している。

また、音楽活動にとどまらず、遺児の保護や難病を持つ子供の救済・支援を掲げた基金を設立するなど、慈善活動も積極的に展開。東日本大震災、能登半島地震、ロサンゼルス山火事などの日米における大規模災害や、ウクライナ人道危機への緊急支援など、被災者へ向けた継続的な寄付活動を行っている。

受賞の喜びとスピーチ

YOSHIKIは盾を受け取り、「僕が渡ったロサンゼルスは、世界のアーティストがアメリカンドリームを追求して来ている。アメリカのみならず、世界のいろんな国々のことを勉強しようと思いました。その勉強は今でも続いています」と飽くなき探究心を語った。続けて「僕のようながむしゃらに音楽を追求してきているアーティストが、このような賞を受賞することを本当に光栄に思っていますし、恐縮に思っています」と喜びを述べた。

慈善活動についても言及し、「子どもの頃に父親を亡くし、辛い幼少期を過ごしました」と振り返り、「大人になったら、少しでもそういう子どもたちに手を差し伸べられたらなと思いました」と設立のきっかけを語った。さらに、「人を救うことで自分が救われる。僕自身、決して毎日が希望にあふれた日だけではありませんでした。辛い日もありました。ただ、人を救うことによって自分自身が助けられる。それは、自分が今まで学んだことの中で一番大きなことだと思っています」と力を込めてスピーチした。

ピアノ演奏と受賞者

その後、日本国歌「君が代」、米国国歌「星条旗」、「Forever Love」をピアノで演奏し、会場に優しい音色を届けた。

同賞は、日米協会初代会長でありポーツマス講和会議への道筋をつけた金子堅太郎氏を記念して創立100周年(2017)に制定された。今年は、正賞に久野明子氏(日米協会顧問)、コーゾー・キムラ氏(東京エクスプレス社社長)、そして特別賞にYOSHIKIが選出された。