宮城・川内沢ダム試験湛水開始、来年夏本格運用へ 構想から30年
川内沢ダム試験湛水開始、来年夏本格運用へ

川内沢ダムで試験湛水がスタート

宮城県名取市山間部で県が整備を進める川内沢ダムで15日、本体の完成に伴い、水をためて安全性を確かめる試験湛水が始まった。県内最後のダム開発といわれ、問題がなければ2027年夏から正式運用する。

ダムの概要と背景

川内沢ダムは重力式コンクリートダムで、1994年の集中豪雨で市内の河川が氾濫したことを受け、同市愛島笠島に計画された。民主党政権下で一度見直しの対象になったが、2023年3月から本体工事が始まった。有効貯水容量は151万立方メートル。

試験湛水の詳細

15日は底部を流れる川をせき止めるゲート(高さ2.6メートル、幅2.5メートル)が下ろされ、少しずつ水がたまっていった。2027年6月にかけて、上限まで水をためてダムの機能を確認する。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

県仙台地方ダム総合事務所の吉田光浩技術副参事は「構想から約30年かかったが、下流の安全性が高まる。漏水がないかなど確実に確認したい」と話した。

ダム湖名称を募集

名取市は7月21日から10月20日までダム湖の名称を募集する。市内に在住または通学・通勤している人が対象で、市ホームページか市土木課への郵送などで受け付ける。問い合わせは同課(022-724-7130)へ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ