富士山富士宮・御殿場ルート開山、入山料4000円に理解広がるも家族割引提案も
富士山2ルート開山、入山料4000円理解広がる 家族割引の声

富士山の静岡県側にある三つの登山道のうち、富士宮ルートと御殿場ルートが10日、全面開山した。すでに1日に開通した須走ルートに続き、今夏の登山シーズンが本格化する。登山客の間では、昨年導入された入山規制で義務づけられた1人あたり一律4000円の入山料について、理解が広まりつつある一方、家族連れからは負担軽減を求める声も聞かれた。

開山当日の様子

10日午前9時、富士宮ルート6合目で冬季閉鎖が解除されると、拍手がわき起こり、多くの登山客が頂上へ向けて歩みを始めた。東京都渋谷区の40歳代男性歯科医師は「入山料は登山を安全にし、環境を守るため必要なお金」と述べ、制度への理解を示した。愛知県蒲郡市の50歳代男性会社員も「世界遺産の環境整備のためなら仕方ない」と同調した。

家族連れからは割引要望

一方、神奈川県伊勢原市から家族4人で登った50歳代建設業男性は「1人4000円は高い。家族割引や団体割引があってもよい」と語った。新7合目の「御来光山荘」の40歳代男性管理人は「子どもには登ってほしいので、家族への割引はあってもよいかもしれない」と話した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

県の対応

静岡県は今夏、子どもの入山料を減免する制度導入を検討するため、富士山に入山する小学~高校生世代の人数について実態調査を行っている。調査結果を踏まえ、今後の制度改正の可否を判断する見通しだ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ