和歌山県田辺市で、梅の天日干し作業が始まった。梅の産地として知られる同市では、収穫後約1か月間塩漬けされた梅を夏の日差しで乾燥させ、「白干し梅」にする工程が行われている。辺りには甘酸っぱい香りが広がっている。
南高梅を丁寧に干す
南高梅を主に栽培する同市下三栖の堀口敦司さん(53)方は30日、塩漬けタンクから取り出した梅を、畳1畳分ほどの大きさの「木皿」に並べて干す作業に追われていた。梅は、日光が均一に当たるよう「コロコロ」と呼ばれる専用の器具で1日数回ひっくり返される。
出荷と品質への自信
白干し梅に加工後、梅干し製造会社などに出荷される。梅は近年不作が続いており、堀口さんは「今年も収穫量が少なかったが、梅干しの品質には自信を持っている。熱中症対策にも効果があるので、たくさん食べて暑い夏を乗り切ってほしい」と話した。



