青の煌めきあおもり国スポ:バド成年女子初V、少年女子は2連覇
青の煌めきあおもり国スポ:バド成年女子初V

「青の煌めきあおもり国スポ」5日目の14日、黒石市でバドミントン競技の決勝が行われ、成年女子の部で青森県勢が茨城県を2-1で下し、部門初優勝を飾った。少年女子も2連覇を果たした。

成年女子、初の頂点

成年女子の県代表は、パリ五輪銅メダリストの志田千陽選手(29)、平本梨々菜選手(20)、横内美音選手(20)の青森山田高校出身者3人。ダブルス、第1シングルス、第2シングルスの計3試合で先に2勝したチームが勝利するルールのもと、今大会の5試合中4試合で第2シングルスを戦い、勝利に貢献してきた。

勝負を決める大一番で平本選手は「負けられない気持ちより、自分らしく思い切ってプレーしたい」と気負わず臨んだが、第1ゲームは相手に早々と7点差を許して敗れた。ダブルスを含めて連日の9試合目で、疲労もたまっていた。

恩師の助言で立て直し

第2ゲーム以降は、青森山田中学校時代の恩師でもある成田奈緒監督の助言を取り入れ、自身のショットに頼りすぎないようにプレーを立て直した。力も抜けて自分のペースを貫き、「平本のすごい長所」(成田監督)という、得点を重ねて相手のミスを誘う試合運びで主導権を握り、第2ゲームは9点差、ファイナルは8点差で制した。

試合を終え、「みんなで一つになって優勝できることはなかなかないので、とてもうれしい」と笑顔を見せた。ダブルスでペアを組んだ志田選手からは「ぶれない気持ちや勝負どころの強さを感じる」とたたえられた。

第二の故郷への恩返し

今は地元・岐阜県のプロチームに所属し、青森を訪れるのは2年ぶり。母校の関係者が応援に駆けつけたり、高校時代の知人から試合前にエールを送られたりして「温かかった」と第二の故郷を懐かしんだ。不本意な結果に終わったインターハイでの経験から「恩返しがまだできていなかった部分があるので、一つは報いることができたのかな」とはにかんだ。