タンチョウが大津川に舞い戻る 日本野鳥の会が「おづたん」と命名
タンチョウが大津川に舞い戻る 「おづたん」と命名

大阪府の泉大津市と忠岡町の境を流れる大津川から8月に飛び去った国の特別天然記念物・タンチョウが今月、大津川に舞い戻り、愛鳥家らを喜ばせている。日本野鳥の会大阪支部のメンバーは大津川などにちなみ、「おづたん」と命名した。

8月に飛び去ったタンチョウが再び確認される

同会によると、おづたんは7月18日に大津川で確認され、8月下旬に飛び去った。河川敷で行われた除草作業の音に驚いたためとみられる。その後、約10キロ離れた堺市西区の埋め立て地周辺にいるのが見つかったが、今月3日、再び大津川で生息が確認された。

愛鳥家らが喜びと驚きの声

周辺には野鳥ファンの姿も見られ、堺市堺区の男性(77)は「もう戻って来ないと諦めていた。奇跡のようだ」と喜び、松山市の会社員(49)は「想像以上に大きかった。本当にこんな都会に来たんですね」と驚いていた。

名称の由来と今後の期待

名称は、泉大津市の港の古い呼称「小津(おづ)」と大津川、タンチョウの「たん」から付けた。納家仁支部長(65)は「餌が豊富だから戻ってきてくれたのだろう。できるだけ長くいてほしい」と話している。