天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは2日、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝し、式年遷宮(2033年)に向けた民俗行事「お木曳」に参加された。夏の強い日差しが照りつける中、地元住民らと交流された。2007年には皇太子時代の天皇陛下もお木曳を体験しており、愛子さまは父の歩みをたどられる形となった。
白のロングドレス姿で外宮と内宮を参拝
同日午前、愛子さまは白のロングドレス姿で伊勢神宮の外宮と内宮を訪れ、玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進まれた。内宮周辺は愛子さまを待つ人たちであふれ、東京から観光で訪れた52歳の女性は「神妙な面持ちの愛子さまが印象的だった。1時間ほど待っていたので、見られてよかった」と喜んだ。三重県志摩市の63歳の女性も「真っ白なお召し物がとてもお似合いだった。幸せな気持ちになれた」と笑顔で話した。
お木曳の川曳で木遣り唄に拍手
その後に行われた「お木曳」の川曳では、五十鈴川の川岸から行事をご覧になり、桜が丘奉曳団が木遣り唄で歓迎。愛子さまは拍手で応えられた。この日、伊勢市の最高気温は37・9度に達したが、愛子さまは白い法被姿に着替え、陸に揚げられたそりの綱を「エンヤー」の掛け声に合わせて両手で曳かれていた。
一見知事「暑いとは一言も言わず」
近鉄宇治山田駅で愛子さまを見送った一見勝之知事は「暑いとは一言も言わず、笑顔で沿道の県民に手を振っていただいた」と語った。愛子さまの奉曳の様子については「力を入れて曳いておられる姿がよくわかった」と振り返った。



