東名高速道・浜名湖サービスエリア(SA)(浜松市浜名区)に18日、複合型レジャー施設「ONE SEANA(ワン・シーナ)」が開業する。高速道のSAでは全国初となる常設の三つの立体迷路が目玉で、「旅行の休憩所」から「目的地」へと進化するSAの代表例として注目を集めそうだ。
全国初の立体迷路「ハマナコメイズ」
浜名湖SAは遊覧船の発着所があり、湖上遊覧ができる全国唯一のSAとして知られる。こうした観光地としての魅力をさらに向上させるため、湖に面した約2700平方メートルの敷地を、名古屋市の建設会社「中部土木」が約1年間かけて整備した。
「ハマナコメイズ」と名付けられた立体迷路は、草木で作った「植栽迷路」、建築用の足場資材を立体的に組み立てた「工事現場迷路」、名古屋芸術大の学生がデザインした「アート迷路」の3種類。入場料は中学生以上700円、小学生以下500円(3歳未満無料)で、浜名湖畔の風景を散歩気分で気軽に楽しめるという。
ペット用品店やカフェも併設
施設内にはほかに、ドッグランを併設したペット用品店やオートバイ愛好家向けのイベントスペース兼店舗、湖を眺めながらくつろげる屋内カフェが並ぶ。オープン初日の18日から、同SAを運営する「中日本高速道路」(ネクスコ中日本、名古屋市)の公式キャラクター「みちまるくん」の限定グッズなどがもらえるスタンプラリーも開催される。
SA集客強化の流れ
高速道路各社は、老朽化する道路設備の更新・修繕費が経営を圧迫していることを受け、SAの集客力を高め収益拡大を図っている。今年に入り、東北自動車道・佐野SA(栃木県佐野市)にご当地グルメ「佐野らーめん」の商品を壁一面に並べた「らーめんウォール」が設置されたほか、松山自動車道・石鎚山SA(愛媛県西条市)の飲食スペースでは四国4県を代表する食材を使ったメニューが提供されている。



