マネーフォワードは8月21日、給与計算の一連の業務をAIの自律処理と専門スタッフにアウトソーシングできるAI-BPOサービス「マネーフォワード おまかせ給与計算」を9月から提供開始すると発表した。同サービスにより、中堅・大企業をはじめとする人事労務担当者の業務属人化の解消とバックオフィス全体の業務効率化を支援する。
提供の背景
近年、働き方改革の推進や頻繁な法改正により、企業のバックオフィス業務は年々複雑化しており、中でも給与計算や年末調整などの専門知識を要する実務は、特定の担当者への属人化が生じやすく、担当者の退職や休職によって業務が滞る運用リスクを抱えている。また、深刻な人手不足の中で業務効率化が求められる一方で、勤怠・給与計算の領域には未だにアナログな作業が多く残されているという。
これまで、同社は「マネーフォワード クラウド」を通じた会計・人事労務・契約などのシステム化により、バックオフィスの業務効率化を支援してきた一方で、システム導入の先にある「実務そのものをアウトソーシングしたい」というニーズも高まっているとのこと。
こうしたニーズに応えるべく、経理や請求業務、リース契約管理業務において「マネーフォワード おまかせ経理」「同 おまかせ請求回収」「同 おまかせリース契約管理」といったAI-BPOサービスを展開してきた。
サービスの概要
今回、これまでのノウハウを活かし、新たにサービスの提供を開始。システム提供にとどまらず、実務代行から運用定着までトータルサポートすることで、バックオフィス業務の属人化解消と生産性向上に貢献していく。
マネーフォワード おまかせ給与計算は、給与・賞与の計算から勤怠データの集計に至るまで、給与計算の一連の業務をAIの自律処理と専門スタッフが代行するAI-BPOサービス。給与実務全般において、順次実装を進めるAIによる業務ルールの学習やデータ照合といった自律的な処理と、専門スタッフによる柔軟な代行を掛け合わせることで、手作業によるミスや属人化リスクを削減するという。
対応業務と今後の展望
また、顧客の事業規模や運用課題、既存のシステム環境に応じて必要な業務範囲を柔軟に組み合わせて提供するほか、専門スタッフによる最適な業務フローの設計と運用の定着化まで提案する。



