AI利用者の7割が失敗経験、最多は「情報が間違っている」47.9%
AI利用者の7割が失敗経験、最多は情報誤り47.9%

「なんかそれっぽいから大丈夫そう!」とAIの回答をそのまま使った結果、後で間違いに気づいて冷や汗をかいた経験はないだろうか。マイナビニュースの調査によると、AIを利用したことがある人のうち、約7割が何らかの失敗や困りごとを経験していることが明らかになった。意外と多い“AIあるある失敗談”の実態とは――。

AIの利用状況:半数以上が現在利用中

まず、AIの利用状況を見てみよう。アンケートによると、現在AIを使っている人は55.0%で、半数を超えた。さらに「過去に利用したことがある」人を含めると、AI利用経験者は約7割に達する。すでに多くの人にとって、AIは日常的なツールになりつつあるようだ。

用途別では、「情報収集・調べもの」が71.6%で最も多く、次いで「アドバイスや相談」(38.0%)、「趣味・娯楽」(36.5%)、「要約・整理」(35.6%)、「アイデア出し」(34.1%)、「文章作成」(33.2%)と、幅広い分野で活用されている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

約7割がAIで失敗経験

便利な一方で、「思わぬ失敗」を経験している人も多い。実際、AI利用者の70.2%が「失敗や困りごとがある」と回答した。では、どんな“やらかし”が多いのか。ランキング形式で見ていこう。

AI失敗ランキング:3位「情報が古すぎる」

約3人に1人(34.9%)が経験したのは、「提示された情報が古かった」という失敗談。自由回答では「情報が古く、結局は自分で調べた」「世の中が日々変化する中で、最新の情報を得るのは難しい」「AIの情報で資料を作ったところ、データが古く、上司につっこまれた」といった声が寄せられた。一見正しそうに見えても、よく調べると古い情報のままというケースが多いようだ。

2位「回答が期待と違う」

約4割(39.0%)の人が経験したのは、「回答が期待と違った」という失敗。具体的には「作成してもらった画像がイメージと違った」「回答内容が難しくて、理解できなかった」「文章作成をよく頼むものの、なんだかしっくりこないことが多い」など、AIが自分の期待する回答をしてくれないことにモヤモヤを感じる人が一定数見られた。

1位「情報が間違っている」

今回の調査で最も多かったのは、「情報が間違っていた」という失敗談で、ほぼ2人に1人(47.9%)が経験している。自由回答では「自信たっぷりに間違った情報を提示してくる」「AIの情報をそのまま人に話したら、内容が間違っており笑われた」「検索すればわかるような内容でも、間違った情報を提示されることがある」といった声が多く見られた。それっぽく説明されるため、誤情報だと気づかずに使ってしまったケースも少なくないようだ。

番外編:4位以下のAI失敗談

4位以下にも見逃せない“失敗あるある”が寄せられた。具体的には「ダイエットのアドバイスが現実的ではなかった」「偏った情報が多く、確認に時間がかかることがある」「AIの言うとおりにしたら、トラブルになった」「AIに相談したことで選択肢が増え、かえって迷ってしまった」といった声が集まった。

AI失敗から学ぶ正しい活用法

調査を通じて、多くの人がAIを利用する一方で約7割が失敗を経験している実態が浮き彫りになった。特に目立ったのは「情報の間違い」「回答のズレ」「情報の古さ」だった。しかし、失敗が多いからこそ注意点も明確になっている。重要な内容は改めて自分で確認する、最初から正解を求めるのではなくたたき台として使う、違和感がある部分は見直す――こうした使い方をするだけでも、使い勝手は大きく変わる。AIとのうまい付き合い方を身につければ、“便利だけど不安なツール”から“頼れる相棒”へと変わるだろう。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

調査概要:調査時期は2026年6月22日、対象はマイナビニュース会員男女合計300人、インターネットログイン式アンケートで実施。