世界的な半導体不足の影響が、電気自動車(EV)の生産現場に及んでいる。日本メーカー各社は部品調達の遅延により生産計画の見直しを迫られており、今後の業績に影を落とす可能性がある。
生産調整の実態
複数の日本メーカーが、半導体部品の供給不足を受けて一部工場の稼働を調整している。特にEVに搭載される制御用半導体の調達難が顕著で、完成車の生産台数に影響が出始めている。
業界関係者によると、半導体の需給逼迫は2024年に入っても解消されておらず、メーカー各社は代替部品の採用や在庫の積み増しなどで対応を進めているが、根本的な解決には至っていない。
業績への影響
生産調整の長期化は、メーカーの収益を圧迫する要因となる。特にEV市場の成長が見込まれる中で、供給制約が販売機会の逸失につながる懸念がある。
アナリストの間では、半導体不足が年内いっぱい続くとの見方があり、日本メーカーにとっては厳しい経営環境が続くとの指摘もある。



