米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」は23日、動画の制作や検索に生成AI(人工知能)を広く活用する新機能を発表した。投稿者がAIと対話形式で動画を編集できるのが特徴で、2027年初めから各国で順次提供する。
対話形式で編集、ジェミニを活用
新機能はグーグルのAIモデル「ジェミニ」を活用する。「間を詰めて」「音楽に合わせて場面を切り替えて」といった指示で映像を編集できる。過去の動画の視聴状況をAIが分析し、次の企画づくりも手助けする。
動画編集に人手やお金をかけられない個人ユーザーでも手の込んだ動画を作りやすくなるという。
なりすまし対策と低品質動画の抑制
AIによるなりすまし動画を投稿者の声でも見分けられるようにする。投稿者はスマートフォンで検知結果を確認し、動画の削除などを要請することが可能となる。AIで手軽に量産された質の低い動画は、おすすめに表示されにくくなるという。
ニール・モーハン最高経営責任者(CEO)はニューヨークで開いたイベントで「制作の過程をAIほど速く変えている技術はない。投稿者の作業の手間を減らし、最良のアイデアを形にすることに時間を使えるようにする」と述べた。



