来年1月に始まる18歳未満を対象とした「こどもNISA(少額投資非課税制度)」について、インターネット証券各社が10月1日から口座開設の受け付けを始める。各社は特設サイトを設け、アプリの機能追加やポイント還元などのサービスを打ち出して口座開設を促している。年明けから積み立て投資を始めたい場合は年内に手続きを進めておきたい。
口座開設の条件と各社のサービス
多くのネット証券では、こどもNISAの口座開設に親権者の口座保有を条件としており、証券口座がない場合、まずは親権者が同じ証券会社で口座を作る必要がある。PayPay証券では、12~17歳の場合は親権者の口座がなくても、アプリで必要書類を提出して同意すれば、子ども本人の申し込みも可能だ。
各社はアプリの使い勝手やポイントをアピールしている。SBI証券では資産管理アプリに親子の口座を切り替えられる機能を追加する。楽天証券は指定した投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントを付与。「家族で資産形成をしてもらいたい」(広報担当者)として親の口座で子どもの資産残高などを確認できるようにする予定だ。マネックス証券は口座開設の紹介者にNTTドコモの「dポイント」を付与する。
注意点と制度の概要
ただ、1人1口座で、基本的に金融機関を変更できないため、気をつけたい。
こどもNISAは対象の投資信託で積み立て投資ができ、年間投資枠は通常のNISA「つみたて投資枠」の半分の60万円で、非課税となる限度額は計600万円。子どもが18歳になるとつみたて投資枠に自動的に移行される。また、12歳になれば、本人の同意を得た上で教育費などとして非課税のまま資産を売却できる。



