TBSと系列局12社、出社回帰でオフィス再設計「JNN Park!」を新設
TBSと系列局12社、出社回帰で新オフィス「JNN Park!」

TBSテレビと系列局12社は、出社回帰の流れを受けて、東京都赤坂のビル15階に新オフィス「JNN Park!」を開設しました。約1000平方メートルのフロアに系列局の東京支社が集結し、コミュニケーション活性化を目指します。

新型コロナウイルス禍以降、テレワークが定着する一方で、オフィスに人が集まることの重要性も再認識されています。TBSテレビと系列局12社は、出社回帰による課題を解決するため、オフィスを一から設計し直し、「JNN Park!」を新設しました。

約1000平方メートルのフロアに12社が集結

「JNN Park!」は、TBS放送センターに隣接する赤坂パークビルの15階にあります。エントランスから入ると広いフリースペースがあり、奥にはTBSをキー局とするジャパン・ニュース・ネットワーク(JNN)の系列局12社の東京支社が並びます。

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特徴的なのは、オフィス全体が明るいことです。これは大きな窓から自然の光が入ることに加えて、系列局の東京支社とフリースペースがガラスで区切られているためです。広さは約1000平方メートル。フリースペースの他にもさまざまな共用スペースを設けました。

会議室は収容人数が16人の部屋から4人の部屋まで、5つのタイプを用意しています。オンライン会議や電話に使える個室ブース8台や、席に着いている人には話しかけられないルールの「集中ブース」も6席設置しました。持ち運びが容易な大容量のポータブルバッテリーも自由に使えるようにしています。

シェアオフィスで直面した「3つの課題」

系列局の東京支社は2020年以前には、東京の銀座や新橋、麹町などにあるさまざまなビルに、それぞれ単独でオフィスを構えていました。しかし入居するビルの賃貸契約の更新などの際に、コスト面でのメリットなどをあらためて計算したとき、従来の個別オフィスではなく「シェアオフィス」にするという選択肢が浮かんできたといいます。

加えて、コロナ禍での出社率の低下もありました。そこで、当時のTBSテレビ社長だった佐々木卓現取締役相談役がJNN系列各局に声をかけ、2021年に10数社が集まって、赤坂にある外資系のシェアオフィスに移り住むことを決めたのです(【TBSと地方局、「放送業界初」の試みは? JNN系列地方局の約半数が東京支社をシェアオフィスに移転】参照)。

ところが、コロナ禍が落ち着いて徐々に出社人数が増えてくると、オフィスが狭く感じるようになります。会議室の利用が有効だったことも、系列局にとっては悩みの種でした。10数社が複数のフロアに分かれて入居し、さらに共有スペースがまた別のフロアにあったことで、当初考えていた系列局同士のコミュニケーションを深めることも十分にできていなかったといいます。

TBS担当者たちは、各局からさまざまな意見を聞き上げているうちに「JNN Park!」を構想するようになったと明かします。

「出社回帰が進む中で、系列局の皆さんから意見や悩みを聞き、何とか最適な形にできないかと考えていました。そのうちに、系列局の皆さんが入居している外資系シェアオフィスの更新時期が近づいてきました。まだ移転先は何も決まっていなかったのですが、まずは全社一緒に移り住んで、新たなオフィスを作ることだけ合意して、場所を探し始めました」

TBS放送センターの隣に建つビルの15階フロアに整備した「JNN Park!」は、系列局の東京支社長とTBSが協働して、オフィスを探し設計を検討しました。

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