BYD軽EV「ラッコ」発売1週間で741台受注、人気は最上級グレード
BYD軽EV「ラッコ」発売1週間で741台受注、人気は最上級

中国のBYDが日本で発売した軽自動車の電気自動車(EV)「ラッコ」の受注台数が、8月2日までに741台に達した。販売好調な滑り出しを見せている。

販売状況と人気のグレード

BYDオート・ジャパンの東福寺厚樹社長によると、受注全体の約8割が最上級グレードの「300Premium」で、ボディカラーの一番人気は淡い黄色の「チーズイエロー」、2番人気は「アークティックホワイト」と「ミッドナイトグリーン」、続いて「コスモブラック」となっている。

販売店の話では、予約して試乗した顧客が終了後、そのまま成約に至ったケースも多く、反応は良好との声が届いている。フェア初日には中国本社のトップから販売状況の問い合わせが入るほど注目を集めた。

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価格と販売好調の要因

ラッコは、エントリーグレードの「200」(214.5万円)、中間グレードの「300Plus」(239.8万円)、最上級グレードの「300Premium」(249.7万円)の2モデル3グレード構成。購入時に適用されるCEV補助金は全モデル・グレード一律で15万円。ボディカラーは6色を用意している。

販売好調の要因として、最上級の「300Premium」の価格を250万円以下に設定できたこと、エントリーグレードの「200」を補助金込みで200万円切りの199.5万円で発売できたことが功を奏しているとの分析だ。

購入後のサポートと目標

購入については、株式会社ジャックスとのパートナーシップにより据置率50%の商品(残価率50%を保証するものではなく、5年後の査定で状況による変動あり)を用意。例えば「200」であれば、ボーナス払いなし5年間金利払いの場合、月々1.98万円を実現している。

基本保証として6年・15万km(オプションの有償延長保証では10年・20万kmまで対応)という、軽自動車としては異例の手厚い条件を提示。さらに、軽自動車として初のOTA(Over-The-Air)によるソフトウェア更新に対応し、「買った時が最新」ではなく継続的に進化するクルマというコンセプトもユーザーを安心させる要因だ。BYDではこれらを合わせて「“ラッコ楽”なサービス」と呼んでいる。

東福寺社長は2026年度末までに1万台の受注獲得を目指すとし、来年以降に月間1,000台ペースで販売できる体制を2026年中に整備し、年間販売台数1万台超を目標とする。現在は77拠点、カバー率90%というディーラーネットワークを向上させていく方針で、小規模店舗への出店も検討中だ。

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